ご挨拶
このたび、私たち Educarealize Group は新たに訪問看護ステーションを立ち上げる運びとなりました。まずはこの想いを、多くの皆さまにお伝えしたいと思います。
私が訪問看護に携わろうと決意した原点には、ひとつの「後悔」があります。それは、私の祖母を救えなかったという事実です。病院での治療を経たものの、退院後、在宅でのケアの難しさと、情報や支援の不足のなかで、最期を迎えさせてしまった。あの時、もし“適切な在宅支援”や“訪問看護のサービス”があったなら、祖母は違う最期を迎えられたのではないか。そう思うと、今でも胸が締め付けられます。
その「救えなかった」「支えきれなかった」という無力感、不甲斐なさを、
同じような想いを抱えるご家族や地域の方々に味わってほしくない。
そんな切なる願いから、このステーションの開設を決意しました。
私たちが目指すのは、単なる医療・看護の提供ではありません。
“その人らしい暮らし”を、住み慣れた家で、その人らしく、安心して続けられる。
そんな当たり前の“暮らしの尊厳”を、一人ひとりに届けること。
高齢の方、医療的ケアが必要な方、小児の方、障がいや病気を抱える方――。
年齢や状況を問わず、それぞれの人生や暮らしに寄り添い、
看護・リハビリ・ケア・相談を通じて、“在宅という場”で暮らし続けられる支えを作りたい。
また、このステーションは、利用される方だけのための場所ではありません。
ご家族、お子さまを見守る親御さん、ご兄弟、ご親戚。
支える側の不安や戸惑い、疲れ、孤独、葛藤にも、
しっかりと寄り添える場にしたいと思っています。
そして、共に働くスタッフにとっても――。
「この仕事を選んでよかった」「ここで働き続けてよかった」と思えるような職場を。
専門性を磨きながらも、温かさと安心がある職場を。
私自身が祖母に対する無力さを背負って立ち上げたからこそ、
スタッフにも、人として大切な“温かさ”を失わず働ける環境を整えたいと考えています。
さらに、このステーションを通じて、地域での医療・福祉・介護の“つながり”の一端になりたい――。
医療機関、ケアマネジャー、福祉事業所、行政、そしてご家族や地域の方々。
多職種、多様な立場の人たちとともに、
「この地域に住んでよかった」「地域で暮らしていく安心がある」と思える社会の実現に貢献したい。
たとえ形は小さくとも“人と人をつなぐ、小さな灯火”として。
その灯火が、多くの家庭に“安心”と“希望”を届けられるように。
このステーションを、ただのサービスの場に留めず、
“思いを形にする場”、
“暮らしと尊厳を守る場”、
“出会いと支えがある場”、
“支える人も支えられる場”に。
その願いと決意とともに、私たちは歩み始めます。
ご利用者様、ご家族様、地域の皆様、そしてスタッフ――。
すべての人にとって、
「ここでよかった」「この人に支えられてよかった」と感じていただけるステーションを。
そしてそれが、地域社会に新しい価値を見出すという私たちのグループConceptの体現でもあり、
地域社会を支え、その人に「関わる問題」を「ありがとう」に変える。
に繋がると信じております。
どうか、私たちの挑戦にあたたかいご理解とご支援をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
Educarealize Group CSO
Future Grip 代表
山村 樹
